[2008.4.10] -[政策と実績・くらし・福祉・議会報告]
森区長をはじめ周辺の自治会長など19名から、議会に提出されていた、「市道 森南17号線(JR河内磐船駅西側階段路)のバリアフリー化早期実現を求める請願」について、3月28日採決が行われました。日本共産党の3名は賛成しましたが、それ以外の議員が反対し、不採択となりました。
日本共産党は、これまでも議会でこの場所のバリアフリー化を求めてきました。今回の請願にあたっては、紹介議員として積極的に早期実現を主張しました。
河内磐船駅西側の階段路は、駅を利用する人を始め、ゆうゆうセンター・大手スーパー・医療機関を利用する市民も多く通行する場所です。しかし、お年寄りや障がいを持っておられる方、ベビーカーを押しているお母さん方にとって、階段は非常に困難をしいるものとなっています。多くの方が、階段をバリアフリーに、スロープにしてほしいと願っています。
請願に対し、公明党議員は「市内にはバリアフリーが必要な箇所が沢山あり、請願を採択すれば、これを優先することになり賛成できない」旨の意見を述べ、反対しました。
しかし、この階段のバリアフリーは、交野市が平成16年に交通バリアフリー法にもとづき、平成22年度までに実施すると計画決定しているものです。しかし、いまだ実施されていないために、近辺の区長・自治会長などが「早期実現」を求めたものでした。
「住民の願いを市政に反映させる」という役割を放棄した多くの市会議員。非常に残念です。