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  • ゆうゆうバスは 廃止でなく拡充を

    [2009.6.4] -[政策と実績くらし・福祉]

    市は1月に発表した「平成19年度分事務事業評価報告書」にて、ゆうゆうバスを「「本来の事業目的に立ち返り、今後の存続を市として検討」としていました。しかし、交野市財政健全化推進室が5月に公表した「財政健全化緊急プランの提言」では、「ゆうゆうバスの廃止」としています。
     交野市財政健全化推進室は、ゆうゆうバス廃止の理由として「京阪バスの乗客が少なくなってきているので・・・・」「ゆうゆうバスは、高齢者・障がい者などがゆうゆうセンターを利用する交通手段との目的としているが、現在、目的から外れてきている・・・・」としています。しかし、高齢化社会をむかえ、障がい者の方も増えてきている中で、ゆうゆうセンターを利用することだけでなく、高齢者・障がい者などの外出支援として大きな役割を担っています。ゆうゆうバスは廃止でなく拡充こそが求められています。
     交野市身体障がい者福祉会と交野市障がい児(者)親の会から別紙の陳情書が市議会に提出されています。

    陳情書

    漏れ聞きます所では平成19年度に実施された「事務事業評価報告書」が発表されて外部評価委員会では、「巡回福祉バス(ゆうゆうバス)の台数削減・存続について検討」と報告されたそうです。
    平成4年度に利用者年間1万人余人でスタートされた事業は16年目となる19年度では、16万人余人と毎年間1万人以上の利用者増加があると言う現実となっています。
    これは一重に福祉の館(やかた)であるゆうゆうセンターや体力の維持と健康を目指すいきいきランドに直行できるという利便性があるからです。
    私たち障がい者が車いすで乗車出来るリフトバスであることや・福祉作業所に通所する人、その他高齢者の通院や、幼児連れ・妊産婦の人などの利用で、上記の利用者増につながっているのです。
    私たちは外出との社会参加が出来るのは、ゆうゆうバスがあるので成り立っていると言っても過言ではないのです。
    この現実をしっかり見届けていただき「存続の検討」などという、私たちの手・足を切り取る様なことは、絶対にしないで下さるようにお願い申し上げます。
    運転者さんの昼食の都合で11時発のバスがない為、時差出勤等の工夫でこれが解消出来ないものかと思案している所です。11時にも発車があると、もっと便利になって更に利用者も増えることでしょう。
    交野市が他市に誇りとする、「福祉巡回バス制度」を更に充実させるために、むしろ増便こそ検討されるような、真に住んで良かった「福祉のまち交野」を実現してくださるよう心からお願い致します。