[2009.6.11] -[議会報告]
6月議会初日の6月8日、星田駅前パチンコ店出店に反対する会から、800名分の署名(1次分)とともに提出された「交野市星田5―8のパチンコ店建設差し止めに関する請願」が、全会一致で採択されました。
星田駅前に、市条例違反のパチンコ店建設がすすめられています。市の条例は、昭和63年、交野の住環境を守る決意のもと制定され、交野市は、良好な環境の保全に努めてきました。市の条例、まちづくりの基本方針を一方的にふみにじる、パチンコ店建設はみとめられません。
市がパチンコ店の計画を市民に明らかにしたのは、工事が始まる直前であり、それまで建築主は、周辺住民に計画を全く説明していませんでした。地元住民を無視した建設工事は、ただちに中止するべきです。
愛知県の東郷町では、町の条例に違反したラブホテルの建設をめぐって、名古屋地裁が、町の条例は国の法律(風俗営業法等)と矛盾せず適法であるとして、2007年3月、最高裁で町の勝訴が確定しています。
法令の趣旨に反しない、一定の範囲内で、市町村が独自に条例で規制を行うことは、市町村の独自性として、尊重されるべきです。