市条例に違反する星田駅前パチンコ店について、交野市が建築中止の仮処分を申立てた件について、7月28日・8月12日・９月９日に大阪地裁で審尋が行われました。
市が「パチンコ店の来場者が、隣接する市所有地に駐車・駐輪する可能性が高く、交通安全、防災上も支障がある」と主張したのに対し、パチンコ店側は「市の主張は憶測であり、理由たり得ない」と反論しています。
市は、すでにパチンコ店建設が完了したのをうけて、今後は営業停止の仮処分に切り替えて、新たに申し立てを行う方針です。
星田駅前パチンコ店の建築主は、８月10日、枚方警察署に営業許可申請を提出しました。営業許可に関する審査期間は約２か月間で、10月初めには審査結果が出ると思われます。
パチンコ店の近隣住民は、「パチンコ店が営業されれば、静穏な住環境が著しく悪化し、道路の安全、治安、風紀に悪影響を及ぼす」として、８月28日、大阪地方裁判所に、パチンコ店営業中止ならびに景品交換所・駐車場設置の差し止め仮処分の申立を行いました。