来年度､小学校にもクーラー設置を検討(2010年10月議会）
[2010.10.26] -[議会報告]
10月議会の一般質問を受けて、中田市長は「来年度にむけて、小学校にもクーラー設置を検討していく」と表明しました。学校のクーラー設置を求める市民の声が高まるなか、来年度の設置にむけ、動き出しました。
中学校は来年度設置
小学校も検討を検討を開始
10月議会の一般質問では、今夏の猛暑を受けて、小学校へのクーラー設置を求める質問が相次ぎました。中学校は来年度に設置を完了することがすでに決まっています。
質問を受けて、中田市長は、「私も以前は学校のクーラー設置には消極的な考えであったが、今夏の猛暑を体験して認識が変わった。小学校のクーラー設置を喫緊の課題として取り組んでいきたい。来年度の施工が可能かどうか財政当局に検討を指示した」と、来年度にむけて設置を検討することを表明しました。
市民の願い実現に動き出す
日本共産党のさらがいふみ議員は、「教室が暑くて勉強に集中できない」「汗でプリントがぬれて字が書けない」など、子どもたちの声も紹介しながら、来年の夏に間に合うよう、クーラーの設置を強く要望しました。
今年の９月１日から10月１日までの一ヶ月間で、学校で暑さのため体調を崩して保健室に来室した児童・生徒は422人、うち２人が病院に救急搬送されています。
夏の市長選挙でも、大きな市民要求となっていた「学校のクーラー設置」が、市民の声をうけて、実現に大きく動き出しました。