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  • 交通専従員 廃止して大丈夫なの?(2010年10月議会)

    [2010.10.26] -[議会報告]

    市は来年4月から、児童の登下校の安全を見守る「交通専従員」を廃止する方針です。その後の態勢づくりも進んでおらず、「廃止して大丈夫なのか」と不安が広がっています。

    「財政健全化」を理由に廃止の方針

     交通専従員は、児童の登下校の安全を図るため、昭和44年から配備され、危険な交差点など、現在9校11カ所に配置されています。
     市は「第2次財政健全化計画」により、来年4月から交通専従員を廃止し、「新たな子どもたちを見守る仕組みをつくる」としています。

    地域の態勢が十分できるまで、専従員は継続を

     しかし、10月議会でさらがいふみ議員が、今後の態勢について質問したところ、「10月の校長会で、各校PTAに協力を得るよう指示したところであり、市PTA協議会、区長会等には、今後お願いをしていく」とのことでした。
     さらがい議員は、「市は、子どもを見守る新しい仕組みをつくると言いながら、関係者との協議を始めるのが遅すぎる。4月までに地域の態勢が十分に整わないときは、交通専従員の配置を継続し、保護者や地域の合意を得ながら、丁寧に態勢づくりをすすめていくべきだ」と求めました。