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  • ゆうゆうバスをもとの3台にもどせ!(2010年10月議会)

    [2010.10.26] -[議会報告]

    ゆうゆうバスが9月1日より、3台・3コースから2台・2コースに減らされ、便数も1コース9便から8便に減らされ、日曜・祝日の運行がなくなり、また、乗車パスを持っていなければ乗れなくなりました。削減されてから、積み残し・外出をやめるようになったなど、多くの問題が起こっています。さかの議員はもとの3台にもどすことを強く求めました。

     

    1ヶ月半で87人も積み残し


     ゆうゆうバスの乗車定員がいっぱいになり、積み残しがおこることが、心配されていました。3台から2台に減らされた9月1日から10月13日までで87人の方が積み残されました。積み残された高齢者や障がい者が、どんな思いを持ったのか、その後どうされたのか、大変心配されます。
     市に対し、「積み残された方が、そのあと、どうされたのか、調査すべき」と追及しました。しかし、市は「3ヵ月後にゆうゆうバス検討会議で、各団体の意見を聞き、調整していきたい」との答弁に終始し、積み残された方の調査をおこなうとの答弁には至りませんでした。

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    バス停が廃止され、外出をやめた人も


     さかの議員と日本共産党地域支部が合同で、バス停が廃止された行殿団地(私部8丁目)で、ゆうゆうバスについてアンケート調査をおこないました。
     行殿団地は、高齢者が多く、障がい者の方も住んでいます。ゆうゆうバスの利用率も大変高く、バス停がなくなり、外出をやめた方が7人にものぼりました。市は「大変残念な結果」との答弁しか出来ませんでした。
     多くのバス停が廃止され、外出をやめられた方が多くいると思われます。市は、バス停を廃止された周辺市民の意向調査もおこなっていませんでした。

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    バスの乗客数が半減


     昨年9月と今年9月の乗客数を比べると、大幅に減少しています。市は「利用者を限定し、パスを発行したため」と答弁しましたが、それだけではありません。
     バス停がなくなった、いきいきランドに行きにくくなった、積み残しが増えた、日・祝日が運休になった、1日の便数が少なくなった、ガイドヘルパーも介助後に1人で乗れなくなった、ボランティアの方も乗れなくなった等など。
     ゆうゆうバスは、高齢者や障がい者の移動手段であり、交野市の優れた福祉施策でした。減らすことにより、大変大事なものを失ってしまいました。日本共産党は、高齢者や障がい者が安心して外出できる移動手段の確保をめざし、今後とも、ゆうゆうバス問題に取り組んでいきます。

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    ゆうゆうバスのアンケート

    10月9日、10日、さかの光雄市会議員と日本共産党交野中部居住支部が、行殿団地の方を対象に、ゆうゆうバスのバス停廃止について、アンケート調査を行いました。183軒の中82軒から回答をいただきました。

    アンケート