[2010.11.10] -[政策と実績・子育て・教育・議会報告]
夏休みの学校プール開放が、今年はわずか5日間(昨年は9日間実施)に減らされてしまいました。市はさらに、来年から監視員の予算を打ち切り、学校任せにしてしまおうとしています。
学校のプール開放は、学校による水泳教室(泳げない子の補習など)とは別に、市が監視員の予算(10校で約160万円)をつけて、各小学校で9~10日間にわたって開催してきました。昨年度は約1万3千人の児童が参加しています。
しかし、今年はわずか5日間に減らされ、「子どもが遊びに行くところがなく、家でゲームばかり」との声も。市はさらに来年から、「第二次財政健全化計画」として、監視員の予算を打ち切る方針です。その後は、学校の先生が可能な範囲で開催する水泳教室のみにしようとしています。
市は、監視員をなくして、学校による開催を増やすと説明してきました。しかし、いま先生は多忙で、夏休み中も様々な研修や作業に追われ、学校だけでプール開放を行うのは無理があります。さらがいふみ議員は、「学校で対応できない分は、市が責任をもって監視員を継続し、開放の日数を確保すべきだ」と求めました。
また、学校の水泳教室は泳げない子中心の水泳指導に限定する方向であることから、これまで通り、全児童が参加できる自由遊びのプール開放を実施するよう要望しました。