• HOME
  • お知らせ
  • 議会報告
  • 政策と実績
  • かたの民報
  • 議員団紹介
  • 第2京阪道路の環境対策 (07年10月議会 一般質問)

    [2007.12.13] -[政策と実績環境議会報告]

    一般道路高架部への裏面吸音板設置、
    倉小の騒音対策などを さかの光雄議員が要求

    第2京阪道路は、平成22年3月の開通めざし、交野市内全区間の工事発注が終わり、工事が急ピッチで進んでいます。さかの光雄議員は、一般道路高架部への裏面吸音板の設置、倉治小学校の騒音対策などを中心に質問し、要求しました。

    残されている課題は何か

    【質問】
    現在工事が進んでいるが、残された課題は何か。また、対応はどうか。

    【答弁】
    現在、協議を進めている項目、今後協議を進める項目として、「電波障害」「遮音壁の構造、環境施設帯の配置や植栽樹種」「高架下の問題」「副道と一般道の接続問題」「日照被害」「調整池の設計」「供用後の環境監視」などがある。
    遮音壁の構造や環境施設帯の配置や植栽樹種については、地域の声を聞きながら事業者と調整を行いたい。
    環境監視については、事業者・府・沿線5市の8者による協議・調整を踏まえて取り組みたい。

    裏面吸音板の設置を

    【質問】
    私は昨年12月議会で、一般道路の高架部分への裏面吸音板の設置を要望し、そして、今年の6月議会では、このことを求める請願を全員一致で採択した。市の対応はどうか。
    【答弁】
    市として事業者に9月4日、「工事中の環境保全や安全対策に万全を期して頂く」という申し入れを行うタイミングで、請願の内容の申し入れをおこなった。事業者は、環境基準を守ることが出来ることから、設置することは出来ないとの回答であった。市として、今後、引き続き、実現の糸口を探す努力を続けていきたい。
    【要望】
    現況は、夜で40デシベル程度で非常に静かである。2国が開通すれば、今より10デシベル程度騒音が悪化すると予測される。裏面吸音板を設置すれば、2デシベル程度騒音が改善される。一般道路高架部は、住宅地に一番近く、騒音対策が必要である。沿道整備構想を中止した市の責任からも、市としての積極的な取り組みが求められる。議会での請願採択を活用し、実現に努力されることを強く求める。

    倉小の騒音対策を

    【質問】
    倉治小学校付近の一般道路に遮音壁が設置されていない。今までも繰り返し設置を求めてきたが、市の取り組みはどうか。
    【答弁】
    事業者は、2国から約200m離れており、騒音の基準に入るとしている。市として、引き続き努力していきたい。
    【要望】
    騒音の基準に入るが、現況の43デシベルより51デシベルに悪化すると予測されている。市と教育委員会が本気になって、倉治小学校の騒音対策を求めるように、強く要望する。

    低騒音舗装を

    【質問】
    第2京阪道路と交差する168号線、久御山線の低騒音舗装の取り組み状況はどうか。
    【答弁】
    現在、大阪府において、門真から枚方までの2国に接続する府管理道路を対象に、交通量、住宅近接の度合い、舗装の痛み具合等を総合的に整理し、路線毎に実施範囲、施行時期等を検討している。市内では、昨年度の168号線の実施区間に続き、天野が原町2丁目、3丁目地域で、2国の手前までの約300mの区間を低騒音舗装に実施することになっている。
    【質問】
    市内で道路騒音を測定している5箇所のうち、府道枚方交野寝屋川線、府道枚方富田林泉佐野線、府道久御山線で、環境基準を超えている。この状況は、10年前からつづいている。市の取り組みはどうか。
    【答弁】
    市として、通常舗装を低騒音舗装にするなど、関係機関に要請していきたい。

    住民の要望に応えるように

    【要望】枚方市と接する東倉治5丁目で、2国の建設、市の沿道整備構想の中止により、4軒だけ残されコミニテーが壊されている。その上、4軒のすぐ裏に新たな道路が計画されている。市として住民の要望を聞き、責任をもって対応することを求める。