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  • 新ごみ処理施設 建設予定地から 環境基準の160倍のダイオキシンを検出

    [2010.10.26] -[政策と実績環境議会報告]

    10月22日付新聞で、岩船地区に計画されている四条畷市・交野市清掃施設組合の、新炉建設予定地から、ダイオキシン類が環境基準の160倍の値が検出されたことが、報道されました。



    議会には、22日、土壌・土質等調査結果についての概要報告書が提出されました(市のホームページでも公表されています。)
     調査は、計画地を30mメッシュで区画し、79地点の調査を実施。土壌調査では、表層土壌は1地点で、ふっ素が基準をオーバー。岩盤直上では6地点で、鉛・砒素・ふっ素・ダイオキシン類が基準をオーバー。地下水は18地点で、ベンゼン・鉛・砒素・ふっ素・ほう酸・ダイオキシン類が基準をオーバー。地下水においては、1地点でダイオキシン類が基準の160倍を検出、また、他の1地点でベンゼンが基準の28倍を検出しています。

    以前から鉛・砒素・水銀などを検出

     交野市と四条畷市のゴミは、四条畷市清滝にて、1号炉(昭和42年稼動)、2号炉(昭和48年稼動)て焼却しています。いずれ焼却炉が老朽化するとして、昭和52年に今の岩船地区を新炉の建設予定地としました。この予定地は、もとは小高い山林であり、昭和40年代に大規模な土砂採集が行われ、その後昭和50年頃に建設廃棄物を含む残土で埋め戻されました。
     平成4年に土壌調査が行われ、鉛・砒素・水銀が検出されていました。それにもかかわらず、平成8年から10年にかけて、当時の北田市長が、詳しい土壌調査もせずに、ゴミが埋まっていない土地の値段で、土地開発公社に土地買収をさせました。
     こんな事態になることは、以前から想定されていました。
     これから、大阪府の指導のもとに、処理を検討していくことになります。処理方法・費用はまだ示されていません。

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